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ファクタリングを利用するための条件 2018年5月24日

ファクタリングとは

 

ファクタリングとは、企業の売掛債権(未回収の売掛金や受取手形など)をファクタリング業者が買い取るサービスのことです。支払いの期日がまだ残っている売掛金があるものの、早急に資金が必要な場合などもあるでしょう。そんなときにファクタリングを使えば早期資金化をすることが可能になります。

 

そもそもファクタリングとは欧米で発達した資金調達システムで、売掛金を主な対象とした債権譲渡によって、信用リスクや回収管理事務を引き受ける債権管理サービスです。しかしながら日本においては、すでに手形取引という独特の方法が育っていました。そのため受取手形の決済保証として活用されてきたものの、時代の流れに伴って対象は売掛金に広がり、日本においても利用企業が増加傾向にあります。

 

◎ファクタリングと融資は異なる!

 

ファクタリングは売買の対象が売掛金や受取手形であり、取引先の信用が重視されるため、利用する企業の信用情報などには関係してきません。担保を請求されることもないため、迅速な資金調達が可能となります。

 

一方で、銀行で融資を受ける場合、融資を受ける企業の信用情報が非常に重要になり、担保も必要になってくるケースもあります。企業の経営状況によっては審査期間も長くなり、資金調達までに1ヵ月から2ヵ月程かかる場合もあるようです。審査の結果によっては希望の資金を調達できない可能性もあります。

 

また、融資とは企業側から見れば借入金であり負債になりますが、ファクタリングは売掛金や受取手形の売買であって、負債にはなりません。双方ともに資金調達方法の一つではあるものの、負債であるかないかは財務諸表上においても大きな違いだといえるでしょう。

 

◎ファクタリングを利用するための条件

 

ファクタリングの利用条件としては、まず売掛金があるということが前提です。また、ファクタリングを利用する企業の信用情報が関係しないため、会社更生・再生などといった手続き中でもファクタリングを行うことも可能です。ただし、業者によっては上記のような場合ではファクタリングが難しい業者もありますので、依頼したい業者について予め確認をしておくのが良いでしょう。

 

一方で売掛先については、毎月の売掛金が確実に入っているかどうかがポイントのひとつになるでしょう。万が一毎月売掛金が入金されていない場合があると、ファクタリング業者がそのリスクを背負うことになるでしょう。売掛先の与信力が高い場合は良いかもしれませんが、毎月の取引状況はファクタリングが利用できるかの判断にもかかわってきます。そのため、取引の流れが分かる通帳の提出が求められる場合があります。

 

また、利用対象者や売掛金が個人事業主の場合は、取り扱ってくれるファクタリング業者が少ない傾向にあります。そのため、円滑に利用するには利用者および売掛先が継続的に取引のある国内企業であることも条件の目安になります。